毛抜き底戦略のダイアグラム
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毛抜きは、同じ価格帯で互いに逆を向く隣り合った2本のローソク足です。陰線の次に来た陽線がほぼ同じ安値で止まれば、その組は底を示します。高値側の鏡像は天井を示します。2つの安値がティック単位まで一致することはまずないため、このダイアグラムは両者の差を百分率で測り、その差が許容値を超えない限り一致とみなします。
戦略の概要
- ローソク足パターンブロックが判定するのは組の色の入れ替わりだけです。底は陰線のあとに陽線、天井は陽線のあとに陰線です。
- 高安の一致は数式ブロックが別に測るため、許容値はパターン文に埋め込まれず、最適化できるスキーマのパラメーターとして残ります。
- 単純移動平均はエントリーには関与せず、取引がいつ終わるかだけを決めます。
- すべてのエントリーはポジション判定で守られているため、毛抜きは常に転換の試みであり、含み玉の積み増しにはなりません。
エントリーとエグジットの条件
- ロングエントリー: パターンブロックが陰線に続く陽線を報告し、2つの安値の差が直前の安値に対する許容パーセント以内で、かつポジションがゼロのとき。注文は共通数量を成行で買います。
- ショートエントリー: パターンブロックが陽線に続く陰線を報告し、2つの高値の差が直前の高値に対する許容パーセント以内で、かつポジションがゼロのとき。注文は共通数量を成行で売ります。
- エグジット: 単純移動平均を下回って引けた最初のローソク足が買い建てを、上回って引けた最初のローソク足が売り建てを閉じます。どちらの手仕舞いもクローズモードのポジション変更ブロックで、新規建てはしません。ダイアグラムには損切りも利食いもなく、同梱履歴の5分足を使います。
パラメーター
| パラメーター | 既定値 | 説明 |
|---|---|---|
| Tolerance, % | 0.1 | 2つの極値がどれだけ離れてよいか。直前のローソク足の水準に対する百分率です。 |
| SMA Length | 20 | 手仕舞いを担う単純移動平均の平滑化期間。 |
| Volume | 1 | 注文数量(ロット)。 |
| Candles | 00:05:00 | ダイアグラム全体が用いるローソク足の時間軸。 |
ダイアグラムの詳細
- ローソク足ブロックが2つのパターンブロック、移動平均、そして安値・高値・終値を読む3つの変換ブロックに値を渡します。
- 2つの過去値ブロックが1本前の安値と高値を保持し、2つの数式が各組を極値どうしの百分率の差に変換します。
- 2つの比較がその差を共通の許容値定数と比べ、もう1つの比較がポジションをゼロと比べます。
- それぞれの論理積がパターン、極値の一致、ノーポジション判定を束ね、共通の定数から数量を取るエントリーブロックを起動します。
使い方
.json ファイルを Designer に読み込み、バックテスターで過去データを使って実行し、実運用の前にパラメーターやブロック自体を自分の銘柄に合わせて調整してください。